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「紅型」のワザ者 紅型屋 紅天 乙黒信

最終更新: 2019年11月12日

「紅型は古典柄が面白いです。実は当時すでにパソコンで計算していたんじゃないか?と疑ってしまうくらい。」


それぞれのカルチャーを突き詰め、ワザを磨き続ける出展者を

魂の文化祭では“ワザ者”と呼びます。 ここでは、ワザ者たちのインタビュー記事を公開します。


第1弾は、紅型屋紅天(びんがたや べんてん) 乙黒信(おとぐろ まこと)さん。


沖縄の伝統的な染め物”紅型”。乙黒さんはなぜ始めたんですか?


10代の頃、欲しい服がお店に売っていなくて、服を自分で作れるようになりたかったんです。最初に作ったシャツは、着ているうちに糸はどんどんほつれていったけど、それがとても楽しかったんです。


本格的に服作りを学ぶために東京の専門学校に通い始めました。今度は服の“生地”から作りたくなって、生地を染め始めたんです。様々な技法の染め方を経験してみたんですが、最後の最後に唯一手をつけてなかったのが型染めでした。


それで、型染めをやるなら紅型以外は考えられなかったんです。沖縄生まれの母が、テレビに映る沖縄の映像を見て喜ぶ姿を近くで見ていた影響も大きいと思います。紅型を学ぶとなると沖縄に行くしかないわけで、それで沖縄に移り住みました。



紅型のどんな所が好きですか?


  紅型は古典柄が面白いです。昔の紅型の中には、バラバラに見えて実はすごい規則性のある柄や、絶妙なバランスで散りばめられた模様があったり、実は当時すでにパソコンで計算していたんじゃないか?と疑ってしまうくらい。


 顔料特有の圧倒的な鮮やかな色も紅型の魅力ですね。最近は植物からとった染料の色と紅型の顔料の色とを共存させるような作品を作ってるんですが、双方のバランスを見ながら作るのは難しいけどとっても楽しいです。自宅の庭木から色をいただいてるんですが、草木の持つ色にはやはり説得力があります。


「文化祭に向けて、新しい作品も作ります。当日晴れるといいですね!楽しみです。」


文化祭会場では、出展者との対話も歓迎。

見るもよし、食べるもよし、語り合うもよし。

“ワザ者”たちの魂に触れよう!


魂の文化祭

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