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「漆工芸・木工芸」のワザ者談話 工房ぬりトン 森田哲也

最終更新: 2019年11月13日

それぞれのカルチャーを突き詰め、ワザを磨き続ける出展者を魂の文化祭では“ワザ者”と呼びます。ここでは、ワザ者たちのインタビュー記事を公開します。

第10弾は、工房ぬりトン森田哲也さん。

左・森田哲也さん 右・森田敦子さん


漆を始めたきっかけは?


 滋賀県に住んでいた頃、漆器に絵を描く”蒔絵”の教室に通っていたんです。蒔絵を習ううちに、本格的に漆塗りを学びたくなったので、現在の沖縄県工芸振興センターの門を叩きました。妻の敦子は元々愛知県の木工職人でしたが、木工作品の塗料として相性がいい漆を学ぶために沖縄に来たんです。

漆塗りのアクセサリー

アテモヤの葉の形の皿


沖縄で漆工・木工を続けることには、何か意味があるんですか?


 実は、沖縄は漆工芸に適した気候なんです。漆は空気中の酸素から水分を吸収して固まる性質があるので、年間を通して湿度の高い沖縄では漆塗りの作業効率がいいんです。ただし、カタブイ(局地的な大雨)が起きた時は、漆がすぐに固まっていくので注意が必要です。


 沖縄の木も大好きです。種類も豊富ですし、木の特徴も個性豊かです。例えば、ガンガラーの谷にも生えているアカギは暴れん坊です。製作後も反ったりねじれたりします。加工した後も、木も漆も生きているんです。

 琉球漆器は深刻な後継者不足が続いていますが、まずは私たちの作品が漆器を知るきっかけになればいいなと思います。


「作品が出来上がる過程も含めて、文化祭で皆さんにお話し出来ることを楽しみにしています!」


文化祭会場では、出展者との対話も歓迎。

見るもよし、食べるもよし、語り合うもよし。

“ワザ者”たちの魂に触れよう!


魂の文化祭

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